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日本国憲法を逐語的に解釈する
この憲法についてはひとつひとつの言葉を全部議論しないといけなくなっている。
「主権」についてでも、「平和」についてでも。
そういう議論が少しずつ広まり、そこで国民精神が時間をかけて成熟していくことが憲法感覚と言うことなんだ。
本書は、西部邁氏に「日本国憲法」を一語ずつゆっくりと解釈していただいた、とある研究会の記録である。
言葉の意味、その意味を支える長い歴史、その歴史を作ってきた日本人の経験、そうしたすべてのものに配慮しながらこの文章を読むという試みは、非常にシンプルではあったが、当然のことながら、日本語、英語、日本の歴史、諸外国の歴史、各国の思想など、非常に広い範囲の参照点を必要とする作業となった。
日本語で「日本国憲法」をしっかりと理解すること、そこから見えてくる歴史の痕跡をじっくりと追いかけること、それをまたわたしたちの新たな経験として落ち着けること、それがしっくりと身に馴染んだとき、やっとそこから「改正」の語が始まるのである。
本書では第九条までを収録、以下続刊予定。
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| 書名 | 「日本国憲法」を読む・上 |
| 著者 | 西部 邁 |
| 定価 | ¥ 1,890(税込) |
| サイズ | 267頁 |
| ISBN | 978-4-903145-20-4 |
| 初回発行 | 2007年8月29日 |
| 発売元 | イプシロン出版企画 |
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